スピーキングの練習は音読派な私ですが、音読は基本的に自分の音しか聞かないので、イントネーションやタイミング、間の空け方など我流になってきました。
そこで、「シャドーイング」をやってみる!と決意。
シャドーイング、実際に2・3回やってみたことはあるのですが、気軽に始めてしまったがために毎回打ちのめされてました。
完全にポイントを間違えていました。「あー難しい」「追うだけで精一杯で上達どころじゃない」という状態になってすぐに辞めてしまっていたので、自分なりに取り組むときの心構えやポイントなど、自分で気づいたことをまとめてみました。
目的は「音に慣れる事」
シャドーイングって、ネイティブが言ったことを追って自分で言う、ということですが、シャドーイングの本来の目的はこれではないんですよね。
私はここを大いに勘違いしてました。
シャドーイングは「英語の音に慣れる」ためのツールであって、それをやることが目的ではないんだということ。
自分の口が英語を発することができるよう慣れさせる、自分の耳が英語を聞き取れるように慣れさせる、そのためにシャドーイングというツールを使って練習する。
シャドーイング言葉自体がある意味マジックワードというか、魔法のメソッドというか、そんな印象が先行してしまいがちなんですが、単なる”練習ツール”ということなんですよね。
最初からシャドーイングしない
「よし、シャドーイングしてみる!」そんな感覚でシャドーイングしてみて、気づいたのはそれができるのは同時通訳の方くらいでした。
まずは
2~3度聞く
スクリプトを読んでおおよその意味をつかむ
シャドーイングしてみる
スクリプト見ながら聞いてみる
センテンス毎シャドーイングしてみる
聞きながらスクリプトにリンキングの発音や間、協調しているところを書く
シャドーイング
といった具合で始めてとりあえずは毎日20~30分、同じ素材でシャドーイングをしてみます。
一つの素材を時間をかけて行う
素材選びでポイントなのは「大体理解できるもの」「短いもの」「真似したいと思うもの」です。
学ぶために、余計なストレスをかけません。
理解できるものって、簡単だと軽視してしましたが、びっくりするほど学びになるエッセンスがたくさん入っていました。リンキングしている単語数、協調している言葉、抑揚 .etc
短いのは練習しやすいです。10分の動画やスピーチは、なっかなか終わらず無駄に疲れます。最初は3分で終わるようなものを選びました。
そしてシャドーイングはまず真似する練習なので、自分が真似したいな、と思ったものを選びました。
私が今シャドーイングに使っている動画はこれです。
これをまずは1週間、1日20~30分程度やってみます。
TEDの動画はTEDのサイトでもYoutubeでも見れるので、使いやすい素材が多いです。
ナチュラルスピードは速度超過でした
ご紹介した動画を0.75の遅さにして練習しています。ほとんど聞き取れて理解はできていても、シャドーイングには早すぎました。自分のレベルに合わせるのが何より大事ですね。
始めてまだ2日、以上を踏まえてとりあえずは1週間!練習してみます。
See you next time!
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