私の様にインプットベースの英語学習をしてきた人は
あ、その言い回しね、もう当たり前のように知っています
みたいな言葉がよくあると思いますが、
いざそれを自分で使おうと思うと
あれ、出てこない
これなんて言えばいいんだっけー!
絶対知ってるはずなんだよ!悔しいー!
てことがしょっちゅうあります。
先日のオンライン英会話でそれを改めて実感させてくれた言葉、それは
get through 乗り越える
です。
先日オンライン英会話の先生に
How did you get through this winter?
Do you have enough wood?
と聞かれました。
私は薪ストーブ生活をしていて、薪割りをしている話をしていたので
この冬を乗り越えるための薪は足りているかい?という意味で
このように質問してくださいました。
ちなみになんですが、普段「乗り越える」という日本語を
日本語ネイティブの私たちは
日常会話で頻繁に使いますか?
私はほぼ使いません。
普段の生活で乗り越える話をしない人間が、乗り越える意味のget throughを
使えるわけがないんですよね。
直訳に頼ってはいけないのです。
日本語では「冬を乗り越える」ではなく「冬を乗り切る」が
よく使う表現です。なので、ニュースなどでこの冬を乗り切るための・・・
とか表現が出てきたときは、in order to get through this winterとつぶやいたりするようになりました。
単純に通り抜ける時にも使いますが、苦難を乗り越えたり、大変な状況を乗り切ったりする時に使う表現のget through
テスト勉強を乗り切った、とか
大量の仕事をこなした時、恋人と別れて立ち直る時
なんかにも使うようです。
I got through the entrance exam
試験勉強をなんとか乗り切った
How did you get through all this in one day?
これを1日でどうやってやりこなしたのさ?
He dumped me. How am I gonna get through it?
振られちゃったよ。どうやったら立ち直れるんだろ?
このブログを読んでくださっているみなさんも、ぜひ、get throughを使って
相手に伝えたり、文章を書いたりしてみてくださいね。
今日はここまでです。 See you next time!
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